火を起こす火打道具を入れた火打袋がはじまりで、江戸時代には専門の巾着師によって革、羅紗(らしゃ)、高級織物など手の込んだものが作られ、金銭、印章、お守りなどを入れて腰に着けていました。
巾着の中を二つに仕切って、一方を小銭入れ、他方を薬や守り札を入れる女夫巾着が生まれるなどし、江戸時代では広く使われ、除夜の鐘の打ち終わらぬ間に巾着をつくると金に不自由しないといい、正月の子どものお年玉として巾着をつくる習俗があったほどです。
しかし、明治に入って財布やがまぐちが普及し始めてから徐々に使われなくなってきました。
キャッシュレス化が進む現代、手荷物もどんどんコンパクト化しています。スマホがあれば、買い物も電車に乗ることもできてしまう時代。江戸時代スタイルで巾着一つで出掛けられるかもしれません。
荷物が多い日は大きさの違う巾着を使って鞄の中を整理したり、バックinバックに使ったり。巾着は荷物が多い日も少ない日にも巾着は万能なアイテムです。
絲綴のKINCHAKUはパッと目を引く幾何学模様を中心に製作しています。スタイリングのアクセントや、網目が大きい籠バックなどの内袋としてもお使いいただけます。
INFORMATION | ITEM | KINCHAKU |
MATERIAL | 100% cotton hand-woven/ machine-woven Sashiko thread : indigo dyed / DARUMA sashiko stiching thin thread (ecru) |
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COLOR | indigo dyed | |
SIZE | W D H | |
NOTE | 古布を使ったアイテムには、古布特有の風合いを活かして製作しています。 ほつれ、破れなどがある場合があります。 |